とりあえずビーコルで!

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Bリーグの弱っちぃ横浜ビー・コルセアーズの成長記録

【横浜一丸を実感する】横浜ビー・コルセアーズ vs 川崎ブレイブサンダース 試合結果

非常に興奮した素晴らしい試合だった。まさか、こんな試合展開になるなんて思いもしていなかった。

2020年ホーム初戦の試合で行われた、神奈川ダービー

20戦目にして嬉しい初勝利!そしてリーグの連敗を『11』でストップしている。

試合結果

結果を振り返る。

 

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出典:bleague.jp/game_detail/
 

 

スタッツを振り返る。

前半のスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/
 

試合のスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/

 

前半のスタッツを見てわかるように、非常に厳しい内容だった。

しかしその出来は、いつものビーコルそのもの。イライラしたり、悲しんだりすることはなく普段通りのパフォーマンスに思えた。

だが、3Qからグッとギアを上げ、目が離せない試合展開を披露。

一体、ハーフタイムにどんなマジックを選手にかけたのか。

3ポイントは入れるは、リバウンドは取るは、強固なディフェンスを保つは...。見違えるようにクオリティが向上したビーコル。

徐々に余裕がなくなる川崎ブレイブサンダースをみるのは新鮮だった。

 

試合後のコメント

ビーコルたちのコメントをどうぞ。

福田将吾HC代理『ウィスマンの教えが結実した。』

2戦続けてビーコルは、HCのトーマス・ウィスマンが不在。

今回も、福田将吾ACが代理で指揮を執っている。

ビーコルが川崎戦初勝利!連敗を「11」で止める b-cormagazine

結果について

  • 選手たちが、ウィスマンHCが普段から言ってきたディフェンスから走るチーム、ディフェンスから強度を上げてビッグマンもしっかりと走るということを40分間にわたってやり続けたことが、勝利に繋がった。
  • 選手全員が動いて、最後にジェームズが決めてくれた。本当に選手たちのお陰だと思っている。

サザランドの逆転2Pシュートはデザインされたもの

  • アシスタントコーチの加藤(翔鷹)が『3.6秒あります』と言ってきて、デザインをして、最後にジェームズに持たせた。
  • ジェームズがレジーにバックスクリーンをかけたらファジーカスがスイッチをしてくるだろうとは思っていた。そこからは1on1という指示を出した。

ハーフタイムでの指示

  • 前半で12点差あったが、やるべきことはやれていた。
  • 前半で44点取られていたため、ディフェンスの強度をもう1回上げて、そこから走ろうと指示を出した。
  • 速い展開で攻めていけば、向こうはついてこれなくなると思っていた。
  • やっていることは間違ってはいない。これを如何に続けるか。選手には『疲れたらディフェンスを変えるから』と話して、全員でつないでいこうという話をした。
  • 橋本をはじめ、選手全員が遂行し、一気に流れがきたと思う。

田渡ではなく生原を先発で起用

  • チーム練習のときに、田渡がオールスターで不在だったことが、ひとつ理由として挙げられる。
  • また昨日、一昨日の練習で生原のほうが、非常に良いプレーをしていた。
  • 田渡、生原のどちらが固定のスタートだというふうには決めていない。全員でつないでいくということが大事。
  • 次の土曜、日曜の試合(琉球戦)でまた変わってくるかもしれないし、常にウチのポイントガードには、もちろんハンター・コートも含めて、競い合って欲しいと思っている。

川崎戦初勝利で11連敗を止めた

  • 試合が終わった直後に、アキ・チェンバースが、選手を集めてくれて『この勝ちに満足することなく、この気持ち、勢い、自分たちがやっているバスケを沖縄に持っていこう』と言ってくれた。
  • 日々の練習から、選手たちはとても頑張っている。ここからしっかりと積み上げていく。
  • 新潟戦(GAME2)では最後の4Qでまくられて負けた。あれを選手たちは、自分たちにベクトルを向けてくれた。選手たちは非常に高い意識を持って頑張ってくれている。
  • 私がビーコルにきた時から、選手たちに話ていることだが、『残留プレーオフ回避が目標ではなくて、上のプレーオフに出ることが目標』と常日頃からいっている。今でもそれは変わらず、ブレることはない。

前節から1週間でディフェンスが変わった

  • 新潟戦が終わってから、しっかりと振り返りをやって、『ここがやられている。ここを直せばもっと良くなる』と話した。
  • 戦術も少し変えている。新潟戦では失点を70点台には抑えていたのだが、ウチが走れていなかった。その見直しをしっかりと行なった。
  • 選手たちには『3分でも4分でも出たら全力でディフェンスをやろう。キツくなったらすぐに代えてあげるから言ってくれ、こちらはローテーションを組んでいるから全員でつないでいこう』と話した。
  • HC代行として2試合目ということで選手たちが慣れてくれたと思う。
  • 『ここで代えてくれるかな?』『ここまでやって、次は彼にタスキを繋げば、彼がやってくれる』といったタスキリレーが出来るようになった。

 

皆さん、今日は平日にも関わらず、たくさんの応援ありがとうございました。 出だし本当に苦しいスタートだったんですけども、選手ひとりひとりが強いエナジーと意識を持って、繋いでくれた結果だと思います。 これは、もう本当に選手がこの苦しい状況の中、11連敗している中、諦めずに普段の練習から頑張ってここまで結びつけてくれたと思います。 ここから我々は上がっていきますので皆さん引き続き、声援お願いします。

 

ジェームズ・サザランド『全員で勝ち取ったBIG WIN。』

結果について

  • チームで勝ち取った試合。ひとつひとつのプレーが積み重なって、チームメイトが助けてくれた。
  • 最終的にこういった勝利という結果に繋がって、良かったと思う。

ブザービーターで逆転勝利

  • 最近の試合で延長戦にまでもつれた試合が多かったが、勝つためにはあのチャンスしかないと思った。
  • 残り3秒で、ボールをもらった時点で、決める自信があった。決められて良かった。

ビーコルファンの歓喜の声

  • 聞こえていた。本当に気持ち良かった!
  • チームメイトともクレイジーなほどに喜び合った。本当にハッピーだ。

試合を決めた2Pシュートについて

  • あの場面では、いくつかオプションがあった。
  • 相手(ファジーカス)がスイッチしてくることは分かっていた。
  • 僕がファーストオプションで、ハシ(橋本尚明)がセカンドオプション。
  • 僕のところにボールが来て、もうアタックするのみだった。ボールをもらった瞬間、これはもうドライブするしかないと思った。

4Qには3Pシュートでビッグショットを決めた

  • 試合の中でのフロアスペースを考えた上でのショットだった。
  • ジーがローポストで得点を取るのが上手いので、僕がウイングにいると相手にダブルチームを仕掛けられる可能性が広がってしまうため、スペースを上手く使って、トップから打つという選択をした。

川崎から遂に勝利して連敗を「11」で止めた

  • 僕たちの最終目標は、プレーオフ(チャンピオンシップ)にいくこと。
  • ここ11試合ではタフな試合が続き、勝てる試合も落としてしまった。だがそれはもう過去のこと。
  • 過去から学べることも多くあった。それを活かし、先をしっかりと見据えてここから頑張っていきたい。

 

サポートに感謝します。難しい試合だったけれど、ともに戦ってくれてありがとう。 そして、チームメイトにも感謝をしたい。コーチも初勝利おめでとうございます。 練習のときから懸命に励んでいるし、これを継続していくよ。

 

生原秀将『選手は、絶対勝つという思いで毎日励んでいる。』

やっと勝てました。 中々勝てない状況が続いていたんですけど、 HCが今日、来れなかったりしてトラブルがある中で、選手全員がやっぱり『絶対勝つ』というのを毎試合毎試合、毎日の練習で思っていて、それを今日ちゃんと発揮できたので勝てたのかと思います。 また土日以降、厳しい試合が続くんですけど。 ぜひ会場に足を運んで頂いて、応援してください。ありがとうございました。

 

 

盛りだくさんのインタビューだ。ボリュームがすごい。

ハーフタイムでの出来事やそれを実行した選手たち...。

指揮官が変わればチームも変わることは、よく見られる光景だが、インタビューを読んでいて福田将吾HC代理の指示はシンプルで選手が理解しやすいのだと思う。

なにをすればいいのかをコンパクトにまとめて、それをミッションに課している。

ウィスマンはどういったやり方を指示してきたかはわからないが、ディフェンスに関して言えば、ゾーンにとマンツーマンをこまめに切り替え、複雑であったことは確かだろう。

今のビーコルに必要なのは、そういった戦術化タイプのコーチングではなくてモチベーターに特化したタイプのコーチングなのかもしれない。

非常に読み応えがあるインタビュー記事だった。

 

個人スタッツ

横浜ビー・コルセアーズ

試合に出た選手がどういったプレイをしたか言葉にできるほど、皆ファイトしていた。

 

この試合では、生原秀将が試合のコントロールを任されることが多かった。

田渡凌がオールスター参加のため、チームトレーニングに参加できていなかったことも要因であるようだが、結果として福田HC代理の采配がバッチリ嵌った瞬間であった。

生原の3ポイントが抜群に効いていた。

 

サザランドはいつも凄いが、今日も本当に頼もしい。

『タフショット?なにそれ?』という感じでポイントを奪取していた。

 

さらに、怪我明けから好調を維持する橋本尚明。

ディフェンスからリズムを作るということをプレイで示してくれた。

 

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出典:bleague.jp/game_detail/

川崎ブレイブサンダース

負傷者もいて、万全でない川崎ブレイブサンダース

ビーコルのほうがオールスターの祭典の離脱者が少なく、ハングリーさが上回ったか。

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出典:bleague.jp/game_detail/

 

歓喜の瞬間を刮目せよ

 

 

おわりに

トーマス・ウィスマンは解任なのか。

前回も『不在』であったビーコルHCのウィスマン。

今回は、多少の情報開示があり『クラブ判断による未帯同』とのことだった。

 

本日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館にて開催される川崎ブレイブサンダース戦におきまして、トーマス・ウィスマン ヘッドコーチはクラブの判断により試合に帯同しておりません。 本日の試合は、福田将吾アシスタントコーチがヘッドコーチ代理として指揮を執りますことをお知らせいたします。 ご理解と変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。

 

成績不振により解任なのか、それともデリケートな問題を抱えているのか。続報を待とう。

 

みんなが笑顔になれる勝利。

 

連敗地獄から脱却!

嬉しい神奈川ダービー初勝利!

福田将吾HC代理体制での初勝利!

ジェイソン・ウォッシュバーンもコメント

 

湊谷アレクシスもコメント

 

やはり『勝利』っていいね。ほんとうに心から幸せな気持ちになれる。

きっと常勝チームだと、勝利の余韻も浅いのだろう。今のうちにどっぷり余韻に浸かっておこう。

 

 

今のところは、ここまで!

 

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