強かった川崎。
シュートが落ちず、パスが自由に通り、川崎のファンからすると観ていて面白かったことだろう。
ビーコル目線で言うと、四方八方アウェイでホームチームのアドバンテージの大きさを痛感した試合だった。
これで神奈川ダービー未勝利の19連敗。
歓喜の初勝利はお預けとなった。
試合結果
結果を振り返る
試合終了 横浜70-97川崎 失点を抑えきれずにビハインドを負い、最後まで粘りを見せるも大敗となりました。 今日もアリーナに駆けつけ、たくさんのブーストをくれたみなさん、ありがとうございました!!#gobcor #ビーコル pic.twitter.com/U8P9IZYv2j
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2Qにがっつり突き放された。シュートタッチが恐ろしく良かった川崎。
令和初ダービーで敗戦後に田渡が述べていた、『共通理解』とはこういうことなのかというくらいコンビネーションがハマっていた。
ビーコルは見事に奔走され、てんてこ舞いだった。
ビーコルは走り負けている印象はさほどなかったし、気持ちも切れていなかったように思う。
単純にクオリティに大きな差があった。HCのクオリティの差も感じられた。
正直、ウィスマンの交代策は意味を成しているのかわからなかった。川崎のHCが優秀で余計に悪目立ちしてしまった。
100点ゲームにされなくてよかった。
スタッツを振り返る
全項目で負けているだろうと思ったのだが、意外なことにオフェンスリバウンドは『6本』も多く取れていた。活かし切ることはできなかったが。
川崎は、シュートの成功率(特に3pt)が特出して良かった。嫉妬するくらいポンポン決まっていた。
ビーコルのディフェンスでは、残念ながら、さほどプレッシャーを感じなかったのだろう。
試合後のコメント
ビーコル戦士のコメントをどうぞ。
トーマス・ウィスマン「レベルが違った。」
ボス、ウィスマンの試合後のコメントから。
■ウィスマンHC コメント 「正直に言うと、序盤からとてもきつい状況にあった。前半から川崎はシュートを落とさず、3Pシュート確率が高い中でワイドオープンに打たせてしまったり、ペネトレイトさせてしまったことが敗因に繋がったと思う」
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- 正直、序盤からとても厳しかった。
- 川崎はシュートを落とさず、3Pの確率が高く、簡単にやらせてしまった。
- 川崎と比べて、とても違いを感じた。あと3試合あるので、その違いを埋めていきたい。
サザランド「川崎がトップの理由が分かった。」
今日もがっつり出場したサザランド。ビーコルにきて初の敗戦となってしまった。
■サザランド選手コメント 「タフな試合でした」「今日川崎と戦って、彼らが中地区1位にいる理由がわかりました。彼らは、試合の序盤からハードに来ていましたし、シュートも前半で全く外さなかったですから」
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試合を振り返って
- タフな試合だった。チームに合流してまだ1週間しか経っていない中で、選手の特徴を理解しなければならない。
- 川崎が中地区1位の理由が分かった。序盤からハードで、シュートも前半、まったく落とさなかった。
来日したばかりで2桁得点を記録している点について
- コンディションの部分では問題ないが、時差ボケが残っている。
- 勝利に向かって自分自身はもちろんだが、チームとして頑張っていきたい。
次戦に向けて
- 中地区1位との対戦に続いて、今度はリーグのチャンピオンとの対戦(A東京)が続き、タフな一週間だ。
- チャレンジャーである僕らにとっては、ここまでのテストを含め、チームとしてケミストリーが上がっていく良い機会になる。
ファンに向けて
- いつも応援してくれてありがとう。常にベストを尽くして闘っていく。
- 新潟戦の連勝で、良いリズムが生まれている。継続できるよう努力を重ねていくので、応援よろしく!
合流したてで、こんなにハードワークさせられると思っていただろうか。
怪我に気をつけてもらいたいし、休息も十分に与えてあげて欲しい。そしてなにより、正規のユニフォームを支給してあげて欲しい。
つぎはぎユニフォームをいつまで使うのだろうか。
個人スタッツ
横浜ビー・コルセアーズ
一応書いておくと、登録された全選手がコートに立つことができた。
チームスコアラートップは、4Qの序盤で負傷交代となってしまったベクトンの12得点。
川崎ブレイブサンダース
マティアス・カルファニの20得点をトップに、2桁得点者が5人生まれた川崎。
川崎HCのチームコントロールもビーコルよりも上手だった。
ベクトンが捻挫で負傷...?
4Q 8:10 横浜55-79川崎 何度も何度もオフェンスリバウンドに飛びつき、シュートをねじ込む!!#gobcor #ビーコル
⚓バスケットLIVE⚓https://t.co/2veMUN6Yyd pic.twitter.com/uUEVy6bwoq — 横浜B-CORSAIRS (@b_corsairs) December 11, 2019
このプレイのラストで足をグネった様子。
試合は負けるは、キープレイヤーを失うはで散々なビーコル。
退くベクトンに対して激励の拍手も束の間、『カワサキ!カワサキ!』とコールが鳴り響いたのもビーコルファンとしては気分が悪かった。
まぁアウェイだし、仕方がないのか。否、それでも理解し難い行動だった。
あと、私自身は横浜国際プールの雰囲気しか知らないのだが、ハーフタイムショーでは、アウェイ側であるビーコルのボルテージを盛り上げようとする試みが微塵も感じられなかったことは残念だった。
吉本芸人のコーナー、だいたい面白くない😒#川崎ブレイブサンダース#横浜ビーコルセアーズ#神奈川ダービー#とどろきアリーナ pic.twitter.com/nqhPoyLRhP
— あさみ@川崎ブレフロ応援アカ (@597npEakZ6brm7j) December 11, 2019
せっかくの神奈川ダービー。
ダービーマッチはより特別な試合と思っているので、互いに盛り上がっていきたいものだ。
おわりに
19回目の正直とはならず、地の違いを感じた今回の神奈川ダービー。
ベンチメンバーの仕上がり具合も、HCのクオリティもだいぶ違っていた。
まだまだ川崎をコテンパンにするには時間がかかりそうだ。
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Game18 川崎さんに完敗... (シュートが落ちない...) まだまだです、まだまだ 今期中に必ず勝ちたいと... (練習あるのみ!) ↓本日発売の新商品! (ロッカールームにありパシャリ)#横浜ビー・コルセアーズ#ビーコル pic.twitter.com/SmJb1RlTi3 — 水野彰宏 (@junk_trainer) December 11, 2019
チームトレーナーの水野さんは敗戦しても、更新してくれる。ありがたき。
振り返ってもよくわからなかったのはウィスマンの交代策。慌てていたように見えた。
それにしても『川崎HCがやっているから僕もやるっ!』って感じで頻繁に替えていたが、意味はあったのかな?
川崎の交代が当たっていた分、酷く陳腐に思えてしまった。牧と秋山にプレイタイムが与えられたことは良かったのだけれど。
それにしても川崎強いわ。カルファニとかヒースとか名前からしてカッコイイ。
今のところは、ここまで!