とりあえずビーコルで!

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Bリーグの弱っちぃ横浜ビー・コルセアーズの成長記録

【なにか引っかかる勝利】シーホース三河 vs 横浜ビー・コルセアーズ Game1 試合結果

無観客試合で、見事な勝利を収めた横浜ビー・コルセアーズ

中地区2位のシーホース三河から白星を奪取できたことは大変嬉しいが、特殊な環境での試合に選手はただただやりづらそうであった。

そして、この特殊な雰囲気で試合をするビーコルに更にタスクを設けて申しわけないが、明日も勝って「2連勝」を飾ってもらいたい。

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試合結果

結果を振り返る

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出典:bleague.jp/game_detail/
無観客試合により、ホームアドバンテージの強みを活かせなかった、シーホース三河

川村卓也が得意なはずのフリースローを落とすなど、ビーコルにとっては好機も多かった。

ビーコルも決してベストなゲームをしたわけではなく、集中を欠くシーンはいくつか見られた。

やはりモチベーションを維持するのが難しいのか、それとも単に久々の試合からくるものなのか...。

ちなみに見る側の意見としては、静かな中での試合というのは、やはり寂しいものがあった。

この無観客試合の地獄が1試合だけでなく、4月まで続くのは互いにとってなかなか辛いものがありそうだ。

スタッツを振り返る

前半のスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/
 

試合のスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/
ファウルが少なく、点の取り合いになっていると実況は言っていた。

思うに、選手の「公式戦」としてのスイッチが完全には入っていないのではないだろうか。

声を出して気分を盛り上げてはいても、あの雰囲気はどうしてもいつもと違ってしまう。

そうなるとガッツのあるプレイは減り、セーフティなプレイを選択しがちになってしまうような気がしてならない。

ビーコルの勝利は嬉しいのだが、無観客試合がメンタリティに与える影響はかなり大きいみたいだ。

試合後のコメント

福田将吾HC『DFを修正して、明日に備えたい。』

非常に激しいディフェンスだったりオフェンスのところで、真剣勝負の中でこういった試合ができたということは、無観客ではあったんですけれどもテレビの前で観てくださっているブースターの方々に向けてもいい試合が見せれたのかなと思います。 また、ディフェンスの面では三河さんは平均82点を取れるチームなので、そこに対して今日はアベレージのとこで抑えられましたけれども、明日に向けての課題はディフェンスをしっかり修正しなければならないところは残っていますので、しっかり明日に向けて準備したいと思います。

シーホース三河鈴木貴美一HC『悪いところが出た試合だった。』

今日は横浜さんのシュートが入って、うちのアウトサイドが来なかったんですけれども、やはり最後の終盤で自分たちが無理なシュートをして相手に簡単に得点を入れられたという試合だったと思います。 しっかり我慢していれば1点2点で勝つことができるゲームだったんですけれども、自分たちで自滅というか、前半戦の悪いところがまた今日出てしまったなと。 せっかくいい練習していい感じだったんですけれど、最後の最後になって出てしまったというところですね。 切り替えて明日またゲームがあるので、今日みたいなことを繰り返さないようにして頑張りたいと思います。

 

シーホース三河・金丸晃輔『やっぱり変な感じ。』

無観客での試合開催について(無観客のホームゲームについて)
代表で1回経験してるんですが、やっぱりちょっと変な感じと言いますか…。 シュート決めても歓声が聞こえないのが寂しいですね。 モチベーションを切らさずにやろうと自分の中で決めてるんですが、どうしても歓声があるのとないのとでは違います。 早く皆さんの前でバスケットがしたいです。それだけです。青援を早く聞きたいです。

 

シーホース三河・加藤寿一『無観客に慣れないと...。』

無観客での試合開催について(無観客のホームゲームについて)
ディフェンスのハッスルだったり「この場面だったら、ファンの方がいてくれたら盛り上げてくれているんだろうな」と、感じながらプレーしていました。 いつもはファンの方々が支えてくださっていることを改めて感じました。 こういう経験は自分も初めてだったので、逆に緊張する場面もありました。 無観客での試合が続いてしまうことは決まっているので、早く全員でアジャストしなければいけないと感じています。

 

原文ママのため、誤字はスルーしておく。

HCには、無観客試合の影響についての質問していないのだろうか。

選手は、その影響をモロに受けているようだ。

生原秀将も「無観客試合だとやりづらい」と試合後のインタビューで明かしている。

個人スタッツ

横浜ビー・コルセアーズ

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出典:bleague.jp/game_detail/
 

この一月の間に、特別指定選手としてビーコルに加入した菅原暉のデビュー戦ともなったこの試合。

得点も記録し、見事な働きを見せてくれている。

生原秀将とサザランドは、この試合でも大活躍だったのだが、古巣のファンに自身の成長を見せられなくてモヤモヤしたことだろう。

シーホース三河と比べると、ビーコルはうまくまとまっているように見えた。

この一月をうまく戦術・コンディション調整に充てられたのだろうか、全員が試合に集中していた。

チームの43点目のプレイでは、秋山皓太が臆せずゴール下に入っていったのだが、最高のプレイであった。

シーホース三河

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出典:bleague.jp/game_detail/

ダバンテ・ガードナーが生原秀将に突っ込み、ディフェンスファウルをもぎ取ったシーンが目に焼き付いている。

そもそもあれは、生原のファウルなのだろうか。

 

無観客試合の良さってなに?

「選手の声がよく聞こえる」、「普段と違った角度で試合を楽しめる」...。

そんな意見もあったが、実際に試合を見て皆さんはどう感じただろう。

2Qオフィシャルタイムアウトで使用された、Green DayのBasket Caseは静かに鳴り響き、

 

 

タツヲも盛り上げようと頑張っていたが、肝心の選手たちはプレイで苦しんでいた。

 

わたしは、無観客試合の良さはなにも感じなかった。

今日負けたチームのファンは、非常にモヤモヤしたと思う。

選手のやる気は感じるし、気持ちを奮い立たせようと頑張っていたがいつもとは違うクオリティなのだ。

ビーコルはうまくそこらへんを上手くコントロールしたと思ったが、生原のインタビューを聞いて考えを改めた。

1試合だけでなく、4月までこれを続けるとなると本当にモチベーションの維持が難しいと思う。

他のスポーツはリスクを考え、延期という選択を採用しているのだから余計に。

レバンガ北海道は、選手の発熱で試合中止

悪いニュースとして、本日試合予定であったレバンガ北海道は、選手の発熱で中止している。

現状、おそらくCOVID-19ではないだろうということだが、検査結果が出ているわけではなく推測でしかないようだ。

レバンガファンにとっては、「ただの風邪」であっても戦力ダウンでかなりの痛手になりそうだ。

B.LEAGUE2019-20シーズン 第28節 川崎ブレイブサンダースvsレバンガ北海道(GAME1)試合中止のお知らせ
本日、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)より、第28節3月14日(土)川崎ブレイブサンダースレバンガ北海道戦の中止が決定されました。 レバンガ北海道所属の3選手に発熱が確認され、厚生労働省より新型コロナウイルス感染症の疑い例として公表されている発熱状況には及ばないながら、他選手の不安や、精神的なコンディションをふまえ、試合を適切に実施することはできないとの判断がなされ、中止が決定されました。 本試合の扱いについては、追ってB.LEAGUEから発表予定となっております。 また明日3月15日(日)の川崎ブレイブサンダースレバンガ北海道戦に関しては、選手の体調を確認したうえで、B.LEAGUEが判断をする予定となっております。 決定次第、公式サイト、公式SNSにてお知らせさせていただきます。 【発熱が確認された選手】 #1 ケネディ・ミークス #10 市岡ショーン #15 マーク・トラソリーニ

 

「日本を盛り上げたい」という気持ちは嬉しいが、ファンは選手が健康であることが一番嬉しい。

お金も大事だが、Bリーグは現行判断について多角的にみて、問題ないのか再考すべきかもしれない。

この問題に絶対の答えはないのだけれど、それでもなにかあった際にすぐにでも対処できるよう術は持っていてほしい。

 

それでもひとまず、無観客試合での試合は続く。

明日のGame2も、今日と同じ19時開始だ。

 

 

今のところは、ここまで!

 

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