とりあえずビーコルで!

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Bリーグの弱っちぃ横浜ビー・コルセアーズの成長記録

【哀しき自滅】横浜ビー・コルセアーズ vs シーホース三河 game1 試合結果

1Qの入りから4Qまで、シーホース三河に負けず劣らず良い試合を展開していた横浜ビー・コルセアーズ

最後の最後で選択を選択を誤り、自ら勝利を不意にしてしまったようなビーコルであった。

稀にみる見応えのある試合をしていたのにも関わらず、この敗戦は痛い。自滅したといってもいい試合だった。もったいない...。

試合結果

結果を振り返る

 

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出典:bleague.jp/game_detail/
 

6連敗中のチームとは思えないほど、自信に満ち溢れ、試合前に勝手に心配していたメンタルの面も問題なさそうだった。

主導権は終始ビーコルが握っていたと思うし、勝てる試合だった。

HCが耐えてくれたら、HCからの的確な指示があったら。タラレバだらけの振り返りになりそうだ。

スタッツを振り返る

試合前のチームスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/

なにやらビーコルの3ポイント成功率は、リーグの中でも『最低』のようだ。

いつも他チームのスタッツと比較して低いとは実感はしていたが、まさかリーグワーストだったとは。

前半のスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/

後半のスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/

シーホース三河フリースローの落ちなさ具合には、あっぱれとしか言いようがない。

ビーコルは、オフェンスリバウンドを立て続けに奪取する場面も見られ、チームの良い武器になりそうだが、オフェンスの組立てがスムーズにいかないこともあり、活かしきれていない印象を抱いた。

試合後のコメント

ビーコルたちのコメントをどうぞ。

トーマス・ウィスマン『チームの答えを模索している。』

ボス、ウィスマンの試合後のコメントから。

結果について

  • 後半4Qでリードしているのに、最後でひっくり返されてしまうことが過去何回かあった。こういった展開で、最後まで集中力を切らさずに、どうやって勝っていけるのかを、まだチームとして答えを見つけられていない。
  • 三河は、経験が沢山あるチームだと感じた。それでも、自分たちはディフェンスであったり、リバウンドの部分で、出来たところもあったのだが、最終的に結果につながらなかった。
  • 我々の3Pシュート成功率は、リーグの最下位。今日の成功率は29.6%だった。外のシュートに逃げるのではなく、中に攻めていき、成功率の高いシュートを決めていかなければならない。
  • フリースローでは、我々は6本しか打てていない。自分たちが中にアタック出来ていないことを示している。それに比べ、三河フリースロー18本。如何に中にアタックしていたかを証明している。
  • 今日、負けてしまったことは過去のことになった。気持ちを切り替えて、またポジティブに考えて、やっていかないといけないと思っている。

生原秀将を先発起用

  • シュウ(生原秀将)が、昨季三河でプレーしていたこともあった。加えて、シュウとリョウ(田渡 凌)のポイントガード2人は、同じレベルにあるから、チームとして誰をスタートで使ったら、上手く試合を持っていけるのかを確認したかった。
  • 今日はシュウを使ってみたが、今日はシュウとリョウの二人とも得点が取れていなかった。明日、どちらをスタートにするかは、まだ決め切れていない。

4Qの指示とプレイについて

  • 4Qの10分間を0−0だと思って、絶対に勝ち切ろうと言っていたのだが、その4Qで相手に24点入れられてしまったのは、ディフェンスの面でも出来ていなかったということになる。
  • 我々のオプションの中で最初にあったのが、ゴールに近い位置にロングパスを出して得点するというものだった。
  • 他のオプションもあった中で、あの選択をしたのだが、結果的に上手くいかなかった。

川村卓也について

  • 川村が、最後に決めた2本の3Pシュートは、我々のローテーションの中でのディフェンスのミス。完全にオープンな状態で打せてしまったことは、自分たちのミスだった。
  • 本当はリョウ(田渡 凌)がローテーションにいかなくて良いシチュエーションだった。結果的にチーム内でミスがおこって、リョウがいかないといけない状況になってしまった。

サザランド『チームの約束事を守れなかった。』

結果について

  • とても惜しい試合だった。あと1プレイで勝ちを逃す試合はこれで3試合目くらいになる。明日はしっかりと見直して頑張る。
  • チームの中にある約束事が出来ていなかった。それが敗因に繋がった。終盤で川村が決めたタフな3Pシュート2本も痛かった。

古巣との対決

  • シーホースのみんなと会えてうれしかった。選手はもちろん、チームやファン、スタッフ、みんなが良い人だと知っているので、いつ会っても、うれしい存在。
  • スターティング5の発表の時、『シーホース』とコールされた時に、勘違いで(ビーコルベンチで)ひとり立ち上がってしまった(笑)。

川村卓也『ブーイングに負けるわけにはいかなかった。』

結果について

  • なかなか勝ちがない中で、徐々にチームがステップアップしていると感じている。4Qでチームのストロングポイントを活かせたと思う。
  • 常に試合を決めたいと思っていつも臨んでる。今日は役割を担えたが、リスペクトできる選手がこのチームには多くいるので、自分の良さを随所に出していきたい。
  • ブースターディフェンスは自分がきっかけでこのアリーナに根付いたものだと自負している。だからこそ、負けるわけにはいかなかった。

 

サザランドのこの『勝ちきれなかった。』という受け答えを聞くのは何度目になるだろうか。取りこぼしが目立つビーコル。

またウィスマン曰く、田渡凌と生原秀将は同じレベルにいると。

コメントから察するにGame2では田渡凌がスターティングかもしれない。Game2では、中にガンガン切り込んでかき回してほしい。

個人スタッツ

横浜ビー・コルセアーズ

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出典:bleague.jp/game_detail/

選手たちは本当に良くやったと思う。サザランドとベクトンは得点でチームを牽引。三河のキーマンの1人であるダバンテ・ガードナーを苛立たせ、簡単にプレイさせなかった。

さらにベクトンは、ペリメーターのショットをよく決めていたし、本当に良くやっていた。ガードナーというやりづらい相手にも臆することなくプレイしていた。

秋山皓太も復調したようで、チームプレイの選択肢の幅が広がりそうだ。得点できない日々が続いたので心配したが、問題なさそうで安心した。

ベテランの竹田謙は、まだまだビーコルに必要なプレイヤーであることを見せつけてくれた。

アキ・チェンバースはDFだけではなく、ポイントやリバウンドも絡んできて、好調なパフォーマンスを維持している。

牧全と生原秀将もディフェンスには欠かせなかった。ポイントこそなかったものの、効果的なDFで三河に流れを渡さなかった。

エドワード・モリスは、インサイドでの攻防でフラストレーションが溜まったかもしれないが、リバウンドで貢献してくれた。

今日は、キャプテン・田渡凌の働きがイマイチだったが、明日に期待しよう。

 

シーホース三河

ダバンテ・ガードナーが32得点。凄まじい数字だが、これでもビーコルはかなり頑張ったと思う。32得点取られてビーコルのディフェンスを評価できるほど、ガードナーは脅威だった。

ビーコルは、マッチアップのベクトンとPG(田渡凌 or 生原秀将)のダブルチームでガードナーを自由にさせないやり方で挑んだが、彼もこの状況に慣れているのか、容易にフリーの選手へパスを捌いていた。

明日もこのやり方でいくのであれば、もっとタイトにいってガードナーを苛つかせる必要がありそうだ。

あとは川村卓也。やはり、ここぞという場面で得点を決めてきた。勝負強く、良い選手だと再認識させられる試合となった。

 

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出典:bleague.jp/game_detail/

 

ハイライト

牧全がショットクロックを見誤ったことで懲罰交代...?

出典:basketball.mb.softbank.jp/

ショットクロックの確認不足か、チャンスをみすみす逃してしまった牧全。このプレイのあと、アキ・チェンバースと交代。それ以降、出番はなかった。

交代を決断した、HCトーマス・ウィスマンの判断は厳しすぎるように思える。牧全は良いプレイを続けていたし、1度のミスで下げていたら今後のプレイにも影響を及ぼしかねない。

4Q 残り17.5秒の使い方

出典:basketball.mb.softbank.jp/

 

試合の分かれ目となったシーン。1点を追う展開とはいえ、まだ焦る時間でもなかったので、まさか一気にゴール下に放り込んでくるとは思わなかった。

ガードナーにスクリーンをかける選手もおらず、準備してきたにしては、お粗末なプレイとなってしまった。

ずる賢い三河のダバンテ・ガードナー

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出典:basketball.mb.softbank.jp/
4Qラストのプレイのシーンから。ファールゲームに持っていくことしかできなくなってしまったビーコル。

ガードナーはここでいやらしいプレイをみせた。ボールを受けるとすかさずシュートモーションに。そしてファールの位置が3ポイントエリアだから、フリースロー3ショットではないかとアピールしたのだ。実際、ガードナー自身も2ショットだと自覚しており、足を即座に3ポイントライン外側に移動した上で審判に抗議していた。

この勝利への貪欲さには、敵ながら素直に感動した。綺麗事だけでは勝てないとわかっているのだろう。本当に嫌な選手だ。

おわりに - 真っ逆さまなビーコル -

地獄の7連敗。なんと5位転落。予想していた中でも最悪のシナリオだ。

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出典:bleague.jp/

 

今季もまた厳しいシーズンになりそうだ。明日のGame2はどういう試合になるのやら。

 

今のところは、ここまで!

 

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