とりあえずビーコルで!

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Bリーグの弱っちぃ横浜ビー・コルセアーズの成長記録

【連勝の兆し】横浜ビー・コルセアーズ vs 大阪エヴェッサ Game1 試合結果

福田将吾アシスタントコーチが、正式にヘッドコーチに就任した初戦を見事勝利した横浜ビー・コルセアーズ

西地区でトップを走る大阪エヴェッサを相手に、ホームのファンに素晴らしいゲームを披露してくれた。

ルーキー赤穂雷太の初出場となったゲームでもあり、そのポテンシャルの高さを見せつけてくれた。

試合結果

結果を振り返る。

 

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出典:bleague.jp/game_detail/

 

またもハーフタイム明けに爆発したビーコルちゃん。

この修正力があるから、福田将吾HCの体制になっても悲観しないで最後まで応援できている。

 

1Qから打ち合いで、ショットアテンプトも悪くないビーコルであったが、大阪エヴェッサタッチダウンパスに苦しめられる。

2Qでは、好調である生原秀将が3つ目のファールを記録、ゴール下のショットが安定しないといった不運に見舞われる。

3Q、前半の出来が嘘のように攻勢に出たビーコル。

アキ・チェンバースやキャプテン田渡凌がディフェンスからリズムを作り始め、一時リードを10点にまで広げる場面もあった。

4Qでもコンセプトを崩さず、最後は赤穂雷太がスティールからのレイアップで自らのデビューを祝っている。

スタッツを振り返る。

前半のスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/

試合のスタッツ

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出典:basketball.mb.softbank.jp/

 

福田将吾が指揮を取るようになってから、スタッツの数字は上向きになっているビーコル。

ミスも度々見られたものの、ショットアテンプトは上々と言えそうだ。

このスタッツで褒めたいポイントは、リバウンドの強さとレジナルド・ベクトンのFTの精度が向上した点。

本当にチームとして強くなっている。

なによりも数試合惜しいゲームが続いていたので今回の勝利は、チームのメンタリティを保つためにも非常に大きな意味を持ちそうだ。

試合後のコメント

福田HC『ベクトンと事前に話し合った。』

ビーコル、西地区首位の大阪からホームで金星!連敗を「3」で止める

 

ベクトンの重要性

  • ベクトンが、前節の富山戦では早くファールが混んでしまっていたことで、コートにいる時間が非常に短くなった。
  • 彼と話をして、ベクトンがいる時の得失点といない時の得失点をデータで見せた。
  • 『これだけ、あなたがコートにいることは大きいんだよ』という話をし、彼も理解してくれて今日の試合で遂行してくれた。
  • ベクトンは、スマートな選手。前半で0ファウル、後半では必要なところでファールをした。
  • 非常に上手いゲームマネージメントをしてくれて、これがキーになった。ベクトンには非常に感謝をしている。

結果について

  • 前半は得点も含めて伸び悩んだが、ディフェンスのところでアグレッシブさがなかった。
  • ハーフタイムで選手たちに『もっとボールマンに対してディフェンスでギアを上げていこう。ウチはそこから走るバスケットボールをしたいんだ。これを突き通せば、必ず勝てる』という話をした。
  • 3Qで見事に実践してくれた。4Qでは少しバタバタしてしまった時間帯があったが、これは経験を積んでいくことで良くなっていく。
  • 大阪エヴェッサは西地区1位のチームで非常に経験があり、天日HCも非常にキャリアがあるヘッドコーチのため、とてもに勉強になった。
  • 今日の目標として、失点を73点以下に抑えることがあった。
  • 大阪エヴェッサは、オフェンスリバウンドが非常に強いチーム。それを7本以下に抑えることも目標だった。結果、70失点で、取られたオフェンスリバウンドは6本と全ての目標がクリア。非常に手応えを感じている。

赤穂雷太について

  • 非常にバスケットIQが高い選手で、コーチが言うことにも聞く耳を持っている。
  • B1のレベルで、西地区1位の大阪相手にも怯まず、自分のプレイを淡々とやれるところは、メンタル面においてもタフな選手だと感じてる。
  • 1Q5分の時点で起用することを決めていた。彼にもそう伝えていた。

僅差での負けが続いていた

  • 前節で負けた富山戦ではファールが多くなり、フリースローで非常に大きな差がついた。
  • 不要なファールも多く、ディフェンスの強度が落ちることも多かった。
  • 昨日のミーティングで、私から伝えるのではなくて、選手たちを3つのグループに分けてミーティングをさせた。『僅差で負けた原因は何だと思う?』ということを各グループで考え、それぞれ出た答えを全員で共有した。ファウルをしないこと、1Qで強度が落ちてしまう、セカンドユニットが出てきても強度を落とさない、といった意見が出てきた。
  • 最終的には、『やっぱりディフェンス』『ディフェンスをしっかりとやればクロスゲームを勝てる』選手たちから出てきたこの答えは、私も思っていたことだった。これを今日やることにした。結果的に勝ちにつながって良かった。

HC就任の初陣となったゲーム

  • 新潟戦からの過去5試合でHC代行と指揮を執っているが、非常に僅差な展開で負けていた。
  • 形では初陣ではあるが、指揮をしてから2勝4敗と負け越しているため、素直に喜べない。
  • それよりも、自分の気を引き締めて、明日の試合にまた臨みたい。そう思っている。

明日への意気込み

  • 今日勝って、明日負けたら成長に繋がらない。
  • 明日も全力で、且つ全員バスケットボールで闘う。

天日HC『連敗はできない、明日は絶対勝つ。』

大阪エヴェッサHCのコメントも。

赤穂雷太『応援のパワーを実感した。』

鮮烈なデビュー戦を飾った赤穂雷太

  • ハーフタイムでヘッドコーチが『もっとインテンシティを上げれば、追いついて逆転出来る』という話をして、それを実行出来たので良かった。

西地区首位の大阪と対戦したデビュー戦の感想

  • 特に他の地区の1位とかは、意識していなかった。
  • 日頃の練習からハードワークがしっかりと出来ているので、どの相手が来ても関係ないと思っている。
  • レベルが高い練習も経験出来ている。相手が首位だからといって臆することなくプレイすることが出来た。

初得点を挙げたことについて

  • あのシュートは、打った瞬間に『あ、強い』と思った。
  • 入ってくれて、運を味方につけることが出来て良かった。

4Qスティールからの速攻で勝利を決定付けたプレイについて

  • うれしかった、あの観客の中で自分も気持ち的に乗っていた。
  • あまり感情を表に出すタイプではないが、今日は自分の中でも感情を表に出すぐらいうれしかった。
  • これが、応援の力なのかなと思った。

ビーコルブースターへ

  • これから新人らしく、ハッスルして、もっともっと勝てるように、頑張っていくので、ぜひ応援をよろしくお願いします。

 

要約のため箇条書きにしているのだが、ほぼ全文載せてしまった。

福田HCの修正力と選手のマネジメントが光った試合だった。

そして、起用1試合目で早くも大きな働きを見せた赤穂雷太。

どの相手が来ても関係ない。

力強いコメントを残してくれている。

 

連敗はなんとしても避けたい大阪エヴェッサは、明日も手強そうだ。

個人スタッツ

横浜ビー・コルセアーズ

レジナルド・ベクトンが圧巻の『31ポイント・15リバウンド』を記録。FTも頑張って沈めてくれた。

田渡凌の得点は『2』と寂しいものだが、ディフェンスでチームに貢献。

アキ・チェンバースとともに3Qのギアを上げる鍵となってくれた。

エドワード・モリスも福田将吾が指揮を執ってから、良いコンディションで試合に入れているようだ。

 

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出典:bleague.jp/game_detail/

大阪エヴェッサ

ジョシュ・ハレルソン(Josh Harrellson)が『25ポイント・13リバウンド』をマークし、チームを牽引していたが、5ファールで退場したことでビーコル勝利の確率が格段に上がった。

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出典:bleague.jp/game_detail/

ちなみに、ジョシュ・ハレルソンは試合後Twitterを更新。

Game2の巻き返しを誓っている。

赤穂雷太がファンの心を掴む活躍

加入したばかりのNo.6赤穂雷太がベンチに入り、初出場初得点をマーク。

言葉よりも、バスケットLIVEのTweetにある動画でこの湧き具合を実感してもらいたい。

立派なビーコルの戦力になっていた。田渡凌も大喜びだ。

復調となるきっかけとなるか

ここ最近、おとなしいアキ・チェンバースを始め、不調であった田渡凌などが良いプレイを見せてくれた今回のゲーム。

試合を決定付けた3Qは、このふたりの活躍のおかげだろう。

 

田渡凌のプレイを見ていると、自身のすべきことを理解しており、我々が『不調、不調』と嘆くのは杞憂に終わりそうな気もしてきた。

 

 

おわりに

トーマス・ウィスマンが解任され、チームとしても勝利が欲しかったことだろう。

正式に福田将吾がHCとなった、この初戦のゲームを勝利できたことは大変嬉しい。

 

もちろん、明日のゲームも勝利してもらって、勝ちを積み上げてもらいたい。

この試合、赤穂雷太の活躍と田渡凌の笑顔が見れて最高に幸せな気持ちだ。

 

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今のところは、ここまで!

 

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